タンニンなめしは昔から行われてきた伝統的ななめし方法です。 |
生の皮はそのままでは腐ってしまいます。植物等から抽出されたタンニン(ワインや渋柿などにも含まれる)によって、豚の生の皮を、組成が安定した「革」に化学変化させます。 |
クロムなめしは、短時間で鞣すことができ、ソフトな仕上がりになるのが特徴です。出来上がった革はやや青い色になります。現在のほとんどの皮革はクロムによって作られています。 弊社ではタンニンなめしで革を製造しています。タンニンによるなめしは組織に鞣製剤が染み込むのに時間がかかります。出来上がった革は固く、日光によって変色するという弱点がありますが、重圧感のある革本来の表面感を活かすことができます。なによりも、食品に使われる材料なので安心して使うことができます。 |